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<title>Zelkova Laboratory</title>
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<title>ナムーロピゲ</title>
<description> 北上の三葉虫で、絶対に採りたいと思っていた種類が２、３ほどあった。そのうちの一つがナムーロピゲ（ナミューロピゲ） Namuropyge。北上では最もクレイジーな部類の三葉虫だと思っている。名前の響きも面白く、ない、ですか...？（笑）「石炭の滝」の産地とほとんど同層準と考えられる「koizumii模式産地」からの産出が報告されている。だから、「石炭の滝」でも出ないかと期待してこの1年ほどずっと探していました。同層（日頃
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<![CDATA[ 北上の三葉虫で、絶対に採りたいと思っていた種類が２、３ほどあった。<br />そのうちの一つが<strong>ナムーロピゲ（ナミューロピゲ） Namuropyge</strong>。<br />北上では最もクレイジーな部類の三葉虫だと思っている。<br />名前の響きも面白く、ない、ですか...？（笑）<br /><br />「石炭の滝」の産地とほとんど同層準と考えられる「koizumii模式産地」からの産出が報告されている。<br />だから、「石炭の滝」でも出ないかと期待してこの1年ほどずっと探していました。<br />同層（日頃市層Ｈ１部層）では相当なレア種です。<br /><br />非常に幸運なことに、10/31に採集することができました。<br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/9a.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/9a.jpg" alt="9a.jpg" border="0" width="534" height="400" /></a><br /><br />幅は７ｍｍ。<br />割った石になにやらトゲトゲしたものが付いていて、<br />ナムーロピゲかも？とは思いつつ、<br />飛んでしまった雌型を探すのに集中していて、<br />ルーペではっきりと見たのは雌型が見つかった、１０分くらいあとのことだった。<br />ああ、ナムーロピゲか、って妙に落ち着いた発見でした。<br />いずれまあ出るだろうとは思っていた反面、<br />ホントに出るのか？とも思っていました。<br />産出を確認できてよかった。<br /><br />一度はあきらめた種類や、採れないと思っていた種類の三葉虫が<br />どんどん集まってきていてただただびっくりしている。<br />コノも始め、論文で見た時は夢のような種類だったが、今は普通に出ているし...。<br /><br />日頃市層のナムーロピゲは、「オーストラリア東部の上部ビゼー統下部産のNamuropyge uniserialisと全くと言っていいほど同一種」（おにまるの化石）で、「日頃市層のフォーナとオーストラリア東部の下部石炭系のフォーナの類似性を特に強く示す点で古生物学的に重要」だそうです。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2896.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2896.jpg" alt="IMGP2896.jpg" border="0" width="400" height="300" /></a><br />「まな板」が今回活躍しました。<br />この上で石を割って化石を探します。<br />小さい化石を探す時に非常に有効。<br />多分、火成岩製で頑丈。 ]]>
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<dc:subject>石炭紀の三葉虫</dc:subject>
<dc:date>2009-11-03T23:42:14+09:00</dc:date>
<dc:creator>芯座</dc:creator>
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<title>みちのくはアンモナイトも宝庫</title>
<description> 行ってきました～。仙台市科学館の「みちのくはアンモナイトも宝庫」　「の」か？展示標本の中でもヘリコプリオンに一番興味があり、（ヘリコプリオンはアンモナイトではない・笑）ヘリコプリオンの実物、思っていた以上に大きく、しかも印象化石などではなく、黒光りする立体的な歯列で感動した。もちろんアンモナイト・オウムガイ、貴重な標本が沢山展示してあってこれも素晴らしかったです。ボヘミやんさんのブログ見るまで展示
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2864.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2864.jpg" alt="IMGP2864.jpg" border="0" width="512" height="384" /></a><br /><br />行ってきました～。<br />仙台市科学館の<strong>「みちのくはアンモナイトも宝庫」</strong>　「の」か？<br />展示標本の中でもヘリコプリオンに一番興味があり、（ヘリコプリオンはアンモナイトではない・笑）<br />ヘリコプリオンの実物、思っていた以上に大きく、しかも印象化石などではなく、<br />黒光りする立体的な歯列で感動した。<br /><br />もちろんアンモナイト・オウムガイ、貴重な標本が沢山展示してあってこれも素晴らしかったです。<br /><br />ボヘミやんさんのブログ見るまで展示があるとは知りませんでした。どうもありがとうございます。 ]]>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:date>2009-10-28T02:43:11+09:00</dc:date>
<dc:creator>芯座</dc:creator>
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<title>滝の未記載種の正体追跡（その１）---タイアスピス</title>
<description> タイアスピスについて調べました。タイアスピス属は1961年、タイ北部の上部石炭系から採集された三葉虫に基づき新属として提唱された。「Kobayashi and Hamada,(1961);A new Genus of Phillipsidae from Thailand.Japan Geology and Geography vol.32」それによれば、頭鞍の側溝が全く無いことなどの特徴からフィリップシア科の他属とは区別される、特殊化した属らしい。模式種はThaiaspis sethaputi。1978年の論文「Kobayashi and
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<![CDATA[ タイアスピスについて調べました。<br /><br />タイアスピス属は1961年、タイ北部の上部石炭系から採集された三葉虫に基づき新属として提唱された。「Kobayashi and Hamada,(1961);A new Genus of Phillipsidae from Thailand.Japan Geology and Geography vol.32」<br />それによれば、頭鞍の側溝が全く無いことなどの特徴からフィリップシア科の他属とは区別される、特殊化した属らしい。<br />模式種はThaiaspis sethaputi。<br /><br />1978年の論文「Kobayashi and Hamada,(1978);Permo-Carboniferous trilobites from Thailand and Malaysia. Geology and Paleontology Southeast Asia vol.20」では、<br />Thaiaspis eurachis、Thaiaspis(Thaiaspella) aliger の２つの新種・新亜属が記載され（他に未定種が１種）、それらを新たに含めるためにタイアスピス属の定義が少し変更されている。<br />その定義によれば、<br /><br />・<strong>背甲は楕円形を呈する。</strong><br />・<strong>頭部は半円形で、<span style="color:#ff0000">頬棘を有し</span>、強く膨らみ、<span style="color:#ff0000">長さは胸部・尾部とほぼ同じである</span>。</strong><br />・<strong><span style="color:#0000ff">頭鞍は強く前方に張り出し、前面にむかって膨らみ、前縁にはみだす。</span></strong><br />・<span style="color:#ff0000"><strong>頭鞍は側溝を欠く。</strong></span><br />・<strong><span style="color:#ff0000">複眼は大きい。</span></strong><br />・<strong>胸部は９節、肋の先端は丸い。</strong><br />・<strong>尾部は長さよりも横幅の方が大きい。中軸環の数は9から13で、肋の数は6から11。</strong><br />・<strong>縁面は狭いかやや幅を持つ。<span style="color:#ff0000">縁面と肋の間の溝は発達しない。</span></strong><br /><br />ということらしいです。<br /><br />論文でも述べられているように、<br />タイアスピス属の頭鞍側溝を欠く（頭鞍側葉を欠く）という特徴は一番大きく、<br />（ただし、Thaiaspella亜属は頭鞍側葉様のものが眼瞼葉上にあるらしいが溝では刻まれず小さく、不明瞭）<br />一方、滝の未定種は、はっきりと頭鞍側溝によって側葉が刻まれている（下画像）ので、<br />タイアスピス属の定義には反し、おそらく別属なのだと思います。<br /><br />赤い字は滝の未記載種の特徴と異なる特徴ですが、<br />青い字は特に良く共通する特徴です。<br />これは良く似ているなあと、復元画・標本の写真を見て感じました。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2878.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2878.jpg" alt="IMGP2878.jpg" border="0" width="500" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2875.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2875.jpg" alt="IMGP2875.jpg" border="0" width="500" height="375" /></a><br /><br /><br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2876.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2876.jpg" alt="IMGP2876.jpg" border="0" width="500" /></a><br />滝の未記載種。頭鞍は前半分が前方に張り出す。<br />矢印のところから前面に向かって張り出しが始まっているのが上画像で分かります。<br />また、遊離頬では縁面がやや広いのに対し、頭鞍は前縁にはみ出しているためにfrontal borderが非常に狭くなっているのが分かります。<br />タイアスピスでも、ボランディア・パシフィカでも全く同じこれらの特徴が記載されています。<br /><br />日本産で、<br />滝の未記載種に似ているのはボヘミやんさんが指摘されたボランディア・パシフィカと、<br />あと、Ｈ４のタイアスピスかなあと目星をつけていたのですが、タイアスピス属はちがった...。<br />ただ、上記の通り全く異なるというわけではないようです。<br /><br />ということで、次はボランディアについて調べてきます。<br />ボランディア属はBollandia Reed,1943　古そうだし論文も沢山ありそうだ。 ]]>
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<dc:subject>石炭紀の三葉虫</dc:subject>
<dc:date>2009-10-28T01:59:10+09:00</dc:date>
<dc:creator>芯座</dc:creator>
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<title>キャリックス</title>
<description> 前回の更新から大分時間が開いてしまいましたが...。大学の講義は今学期、一日一コマ程度なので非常に楽。それはいいとして理学部キャンパスまでの道は徒歩で行っているので授業一コマ１．５時間に対して徒歩で往復２時間というのは正直自分でもどうかと思う。明らかに非効率的だ。自転車やバイクを使っている人が多いのだが、途中山道の上りがキツイし雨や雪の日は危ない。他にバスもあるが満員状態のには乗りたくないしバスを待
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<![CDATA[ 前回の更新から大分時間が開いてしまいましたが...。<br /><br />大学の講義は今学期、一日一コマ程度なので非常に楽。<br />それはいいとして理学部キャンパスまでの道は徒歩で行っているので<br />授業一コマ１．５時間に対して徒歩で往復２時間というのは正直自分でもどうかと思う。<br />明らかに非効率的だ。<br />自転車やバイクを使っている人が多いのだが、途中山道の上りがキツイし雨や雪の日は危ない。<br />他にバスもあるが満員状態のには乗りたくないしバスを待つぐらいなら歩くタイプなので<br />これはエクササイズであって決して通学ではない！と言い聞かせながら<br />息を切らしながら毎日山道を往復２時間を歩いています。<br /><br />仙台に来て初めに思ったこと：<br />仙台は大きな都市だけれども都市中心を抜けて郊外に出るとすぐ山があり自然に触れられる。<br />その当たりが東京砂漠とは違うところだ。<br /><br />前置きはどうでもいいのですが。<br />前回・前々回、「石炭の滝」で採集したウミユリのキャリックスです。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2690.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2690.jpg" alt="IMGP2690.jpg" border="0" width="512" /></a><br />キャリックスの一部だと思います。<br />６角形のプレートが合わさってできているのが確認できる。<br />長さ２ｃｍほど。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2709.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2709.jpg" alt="IMGP2709.jpg" border="0" width="512" /></a><br />これもキャリックスだと思います。<br />画面左下にかけて伸びているのは茎なのかも。<br />キャリックスの径２ｃｍほど。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2819.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2819.jpg" alt="IMGP2819.jpg" border="0" width="512" /></a><br />印象化石で分かりにくいですがキャリックスです。<br />腕の付け根が幾つか確認できる。<br />長さ径３ｃｍほど。 ]]>
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<dc:subject>石炭紀の化石</dc:subject>
<dc:date>2009-10-22T23:33:05+09:00</dc:date>
<dc:creator>芯座</dc:creator>
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<title>チョウアンジエンシスのハイポストマ</title>
<description> 今回は惨敗でした。残念なことに前回まで掘っていたポイントの、保存の良い部分はなくなりました。保存の良い化石が入っている岩質は層として続かず、レンズ状の部分だったようです。これからは、今まで通りの平凡な滝に戻ります。今回採集した標本で面白いものがありました。尾部の肋数と、長い頬棘の特徴から、これはリンガフィリップシア・チョウアンジエンシスLinguaphillipsia choanjiensisです。雌型ですね。頭の部分が石に
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<![CDATA[ 今回は惨敗でした。<br /><br />残念なことに前回まで掘っていたポイントの、保存の良い部分はなくなりました。<br />保存の良い化石が入っている岩質は層として続かず、レンズ状の部分だったようです。<br /><span style="color:#ff0000">これからは、今まで通りの平凡な滝に戻ります。</span><br /><br />今回採集した標本で面白いものがありました。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/choanji!.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/choanji!.jpg" alt="choanji!.jpg" border="0" width="495" /></a><br /><br />尾部の肋数と、長い頬棘の特徴から、<br />これはリンガフィリップシア・チョウアンジエンシスLinguaphillipsia choanjiensisです。<br />雌型ですね。<br /><br />頭の部分が石に覆われて邪魔だなあと思っていたら、<br />それはなんと<span style="color:#0000ff">ハイポストマ</span>！<br />奇跡だぜ...。<br /><br />チョウアンジエンシスのものと断定できる<span style="color:#0000ff">ハイポストマ</span>は初記録だと思います。<br /><br />当然なのかもしれないけれど、<br />オーモリやサブコニカのとまったく変わりはないように見えますね。<br /><br /><br /><span style="color:#0000ff">ハイポストマというのは、三葉虫の腹面側あり、口を覆っていた殻で、摂食と関係があったようです。<br />位置的には頭鞍の裏側です。<br /><br />生き埋めになって化石になったような個体でもない限り<br />背甲同様、バラバラになって化石になりやすいので<br />ハイポストマのみが本体から離れて見つかることが多いのです。<br />滝のように数種が混在しているような産地では<br />ハイポストマ単体で見つかってもどの種のものなのか、断定することはできません。<br /><br />生き埋めになった個体にしても<br />今回の標本のような向きでハイポストマが見えるものは珍しいと思います。<br /></span><br />「おにまるの化石」に同様な向きでハイポストマが見えるＫ氏のオーモリ標本がありますね。<br /><br />コノっぽいハイポストマは見たことがないなあ、そういえば。<br />何方か持っているのかな？<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2745.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32.fc2.com/p/h/a/phacops/IMGP2745.jpg" alt="IMGP2745.jpg" border="0" width="300"  /></a><br />うまく撮れませんでしたが、別角度の写真です。<br /><br />完全体の長さは１ｃｍ弱。 ]]>
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<dc:subject>石炭紀の三葉虫</dc:subject>
<dc:date>2009-10-14T05:59:54+09:00</dc:date>
<dc:creator>芯座</dc:creator>
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